「でっで?どっちから告白したの?」
「まだ聞くの?!」
「良いじゃんいいじゃん!」


愛斗くんと姫依にあたしはずっと質問していた


「告白は、俺から!」
「へぇ~、姫依よかったじゃない」
「姫依のどこがよかったの?」


あたしの質問に、姫依と愛斗くんが赤くなった


「えっえっ?」
「姫依の好きなところは、途中であきらめずに最後まで突き通すところかな」
「もーやだぁ、愛君ったらぁ」
「だってそうだろ~?」


・・・なにこの2人


ラブラブじゃない


「ふっ、これじゃ、あたしが入る隙間ないわね」
「そんなことないよ!姫依は、毎日この時間に莉子の家に来るんだから!」
「姫依、勉強なら愛斗くんに教えてもらいなさいよ」
「違うもん!姫依は莉子に逢いに来るんだもん!」



とんだわがままお嬢様だ事


「あたし、1ヶ月に2週間は学校行くつもりだから!優莉は、保育園に預けることにしたの」
「えっ!?じゃー、姫依のそばに居てくれるの!?」
「姫依のそばにはいるかわかんなわよ~?」
「え―――――っ!ひどぉい!」
「嘘よ嘘!いるわよ、姫依のこと守れるのはあたしだけなんだから」
「ふふっ、そうだよね!」


そんなことで、最初は愛斗くんと姫依がラブラブだったのに


最終的には、あたしと姫依がラブラブになっていった


「健太君・・・・何してるの」
「え?優莉ちゃんと遊んでた」


静かだと思ったら、優莉の世話しててくれたんだ


「健太君は、健斗君の世話誰がするの?」
「うちは、ばあちゃんいるし」


あっ、そうなんだ