ドキドキ....ドキドキ....


あたしの鼓動が早まる


早めに家に帰ってきたあたし、何故だか健太も帰ってきていた


なんて報告すればいいのかわからなくて、帰りにずっと考えていた


「あの健太!」


ぎゃー予想以上に大きな声になっちゃった


「ん?どうした?」
「あっあのね、赤ちゃんできてた」


怖くてぎゅっと目をつむった


「まじか⁉うわぁーめっちゃ嬉しい」


健太があたしに抱きついてきた


力一杯抱きしめる


あたしも抱きしめ返した


「元気な子産もうな、全力でサポートするから」


健太のその言葉であたしの気持ちが軽くなる


「ありがとう、健太」


今の思いを健太に伝えるためにキスを自分からした


最初は驚いていたけど、ちゃんと答えてくれた


生暖かい舌があたしの口の中に入ってきた


「ん.....」


徐々にあたしの身体がソファに倒される


「ん!?健太ダメ!お腹には赤ちゃんが!」