「えっ?」


健太君の隣に行って健太君に自分からキスしていた


唇が離れて、目が合うとあたしはふっと我に返った


「あっえっ....うわぁ!ごめん」
「いっいや、大丈夫だけどビックリして」


そうだよねっ!ビックリするよね‼‼


あたしは自分の席に戻って、下を向いた


そんなの気にせずに、健太君はオーダーをあたしのも頼んでくれた


店員さんが去ったとき、健太君が口を開いた


「り~こ?どした?」


名前を呼ばれて顔をあげると、あたしの顔をのぞく健太君


その表情にあたしは顔を真っ赤にした


何も言えなくてうつ向いているとき、健太君があたしの顔をあげさせた


「けっ健太君!?」


驚きすぎてあたしの声が裏返った


「莉子、もしかして恥ずかしかった?」
「―――――っ‼‼」


恥ずかしいってもんじゃないよぉ!


「恥ずかしすぎて、顔見れな・・・‼‼」


言葉を途中で遮られた


健太君の唇で


「・・・んっ!」


苦しくなって健太君の肩のTシャツを掴んだ