それから私達は急いで準備を終わらせた。
いつの間にか夜になってた
「おつかれ~!!1年ありがとなー」
「はい!」
はぁ…なんか疲れた!
ちょっと抜けよ
私は庭に出た。
涼しい風が私の熱い頬を冷やした
「涼しい…」
私は芝生に寝転ぶ
「紫~乃!」
頭の上から私を呼ぶ声が聞こえた
この声は
「竜耶!」
理事長こと竜耶だった
「なんか久しぶりだな(笑)」
「竜耶って出番少ないよね(笑)」
「うるせぇな!…紫乃、元気無いな?」
さすがの竜耶は気付いたらしい
「そ?元気だよ」
嘘だけどね
「そうか!ならいいんだよ」
…
「ねぇ」
「んー?」
「白夜達ってモテるでしょ?」
「まぁな~去年も文化祭でたくさんのファンが来てたし」
やっぱりモテるじゃん
「告白…出来なかった子ってどんだけいるんだろうね…」
今ならわかるよ
告白が出来ないままなにもなかったように終わるのは…
女の子にとって悲しいよね
「どうだろうな…」
「ねぇ私したいことがあるんだけど!」
この私が!
恋する乙女達を助ける!