「なんて?」


「え、だから付き合ってって…」


私のこと好きなわけ?


「助けてもらったんだけど…俺。」

「あ!あの時の!」

あぁー!

あの集られてたやつ!


「かっこよくて…。だから俺、好きになったんだ」

かっこいい?
私が?
バカじゃないのあんた


「ごめん。」


まっ…でも

好きになってくれたのは
嬉しいかったし…


「でもありがと!好きになってくれて。私も少しだけ自信ついた!」


君のおかげだね


「ううん。いきなり言ってごめんね。頑張って!」


三宅君は私に笑顔で言った

すごいよね


断られたのに

笑顔になれるなんて


「三宅…かっこいいじゃん(笑)」


「まぁね!(笑)…じゃあ行くね。バイバイ」


私は小さく手を振った






「はぁ…おいお前ら。なにしてんだよ」