「私のルール…」


「ルー…ル?」


私は小さく頷く。



「1つ…無駄な喧嘩をしない。
2つ…仲間を守る。
3つ…約束を守る。
4つ……」


なかなか言わない私に
洋介は首をかしげる



「4つ…私のルールは∞(笑)」



私は笑った

笑わなきゃ

泣きそうだったから。


洋介も、私自身も…。



「ぷっ!なんだよそれ。(笑)」



「洋介…」


「神姫!」


いきなり叫んだ洋介


「なにっ?」


「紫乃。ごめん。許してくれないのはわかってる…でも。よかったら仲直りしてくれないか?お前と友達になりたい!」



洋介は私に向かって
勢いよく頭を下げた