「あ…今日も可愛らしい紫乃ちゃん!今日もいい天気だね。」


あ…なりきり紳士だ


バレないと思ってるのかな?

私そこまで騙されやすそう?


「猫かぶりですよね。それ」


一時続く沈黙…。



「うわ!妹見破った!黄太お手上げだね(笑)」


一時黙っていた金髪

「ちっ、バレたかぁ。さすが白夜の妹だな(笑)」


褒めてるのかなそれは…



「でも紫乃ちゃんって本当に可愛いよなっ」


「な、馴れ馴れしくすんな黄太!」


白夜が金髪を止める


「金髪先輩。…眼科行った方がいいですよ。(笑)」


「え?金髪先輩って俺?だよな…?」

「うん」



「ッ?」


私はどこからかの視線に気づいた

急いで周りを見回したけど
結局誰も私達の方をみている人は居なかった。



「…」



なんだろう


この胸騒ぎ