トスッ!


「ふぅ…着地成功!!」



あ~簡単すぎたわ…(・・)


なんでこんなに広いのにスリルを楽しめないかなぁ…
まったくもう…



「赤髪先輩~」


「え?誰?あ、やっぱり俺?」

「そうそうアンタです。白夜居ますか~?」


「(ア、アンタ…)白夜なら今鬼だよ~ほら、見てみて」


赤髪の指す方を見てみると
凄い顔をした白夜が緑メッシュを追っかけていた


「変な顔ッ」


あんな白夜を見るのは久しぶりだから
私は自然と笑みをこぼした。



「あ、笑った!」


はい?

何を言ってるのか分かりませんが…


「笑わないかと思った(笑)」


「笑うなんて当たり前ですけど…?」


私は人間だし笑いますけど!?


やっぱり白夜の友達は失礼で勘違いしてるかもブラザーズだ!!



「あれ…なに…してんの?…」


声をした方を振り返ると
青メッシュが寝ていた


「あ、蒼!いたんだ?」


「…うん。…白夜…日翠ばっか狙って…おもしろくないし…」


やっぱりのんびりマイペースだな、この人(笑)

まぁなんかオーラが違うけど…



「あ、紫乃!!どうしたんだ?」

白夜が私に気付いたみたいでこっちに笑顔で走ってきた


「ちょっ、切り替えはやっ!!」


それに続いて緑メッシュも