私はいつの間にか白夜のご飯を食べずに寝てしまったらしい…


「あ…白夜…。」


リビングに出ると
ソファーで白夜がエプロンをしたまま寝ていた。


「風邪…引くよ?」


私は寝てる白夜に呟いて
毛布を掛けた



「…ん…紫…乃…お兄ちゃんがいるからな…」



お兄ちゃん…なんて


昔の夢を見てるの?

「ははッ…ばっかだなぁ…ッ…」



バカなのは



「私だ……」




一番バカなのは


昔のことを

忘れれない



私だ