「大したルール無くてごめーんねッ!」



「ぐはぁぁ!」



あ…やりすぎたかも?



「てめ…な…もの…ょ」





「私?私は月黒姫…」




男達を片付けた私は
集られた男を見た


「あ…えと君さ、早くいった方がいいよ?」


私はなるべく顔を見せないように言った。


「あ、ありがとう!僕君みたいになるよ!」



'俺…お前みたいになって…次は俺がお前を守りたい!'



「私みたいに…なるもんじゃない…私はだめなやつだから」




そう言って私は

その場から去った




あのときを
思い出しながら…