《皆テラスの下に集合!》


仕事をしてる時
いきなりアナウンスみたいなのが入った


「紫乃?」


俺は気になって走って向かった


するとテラスの下に
いっぱい人が集まっていた


「…なにするんだろーね…?」

隣に来た蒼が言った


「…さぁな…」


テラスを見るとマイクを持った紫乃がいた


ちゃっかし竜耶さんもいるし…




俺は紫乃の話を聞いていた


《題して【男は黙って告られろ!】タイム~♪》なんてことを言った


「「はぁ?」」


そうだろうな

男達は全員あんぐりしてた

《男は逃げんなよ~?》


いや、紫乃


困るって!


「…あーぁ…」


《よーぃスタート!》


ドドドド…


「黒斗君!私黒斗君が好きです!あと、あの子にありがとうって言っておいて下さい!」


「「私も!」」


女達がハモりながら言ってきた


あの子って紫乃だよな?


「あぁわかった。ありがとな…でも俺好きなやついるんだ。」


「そうですか…頑張ってください!」


「「「黒斗君頑張って!」」」


うぉ…すげぇ今までにねぇ応援…(笑)



「さんきゅっ」