私はテラスに出た。



《はいはい!皆楽しんでますかぁぁー!聞こえてるやつ!皆テラス下に集合!校舎の中にいるやつも全員出てこーい!》



ぞろぞろ集まる女の子や生徒達。


《さぁて!今日はこの私、神姫紫乃が!皆にいい思い出をあげたいと思います!》



ドドドドドドドドドドン!


《題して!【男はだまって告られろ!タイム】ー!!》


「きゃぁぁぁ!」

うんうん女の子達よ
いい声をありがとー♪



《よーく聞け男子!この世の中、女の子の告白を無視し、のうのうと生きている性格ブス男子がいる!》


私のあんまりの言葉に
男子はあんぐりしてる(笑)


《そこでだ。今日ぐらい、逃げずに気持ちを受け入れてあげてくださいよっ!女の子も気持ちを知ってくれただけで嬉しいんだから》




《だから、今から女の子から好きなやつに告白をしてもらいます!!男子!逃げるなよー!》




《目には目を!恋には鯉を!》


「「はぁ?」」


皆にとっていい日になれ!


《よーいスタート!》