蘭
歴史・時代
0
きまは/著
- 作品番号
- 687663
- 最終更新
- 2012/10/01
- 総文字数
- 10,643
- ページ数
- 16ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 3,494
- いいね数
- 0
壬生浪士の屯所…――――。
「近藤さん。…あの話を聞かせて下さい。」
黒色の髪。前髪が左に流れるようにしていて、左目が隠れて見えない。
まだまだ童だからか、少し華奢な体系。
左腕には、いつも包帯が巻かれていて見えない。
そんな奴が真剣な顔をして、一人の男の部屋で言葉を発した。
その言葉にこたえるように男は言葉を発した。
「…ああ。俺の、料理話だったな。」
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