「じゃぁ、お願いします」

「こちらこそ!」



俺が傘をさして


彼女と話をした

「君、何て名前なの?」

「あ!篠崎果歩です~」


篠崎果歩・・・

「俺は桜井鏡夜!日比谷高校で教師をしてるんだ」

そう、俺は数学教師をしている

「え!?日比谷高校ですか!?」

彼女は俺の働いている高校を知っているようで

驚いていた

「知ってるのか?」

「私の第一志望校ですよ!!」