「おい!!」


おれは彼女の肩をつかんだ


もう、びしょびしょだった


「あれ??」

不思議そうに彼女はこっちに振り向いた


「傘もってないんだろ!?」

「あ、、ばれちゃいましたか・・・」

笑いながら彼女は言う


「ばれたって・・・」


いたずらをしている子みたいに


彼女は笑った