「すみません、遅刻しました」






 ガラッと扉があいた。






 立っているのは、女の子。





 黒くて長い髪、大きな瞳。





 可愛い。そう思った。






 「黒宮真綾です」






 どっかで聞いた名前だ・・・。






 黒宮・・・真綾・・・黒宮・・・。






 あ!!!