笑いながらそう言った。

莉依は私よりちょっと大人っぽくて可愛いと言うよりもキレイ系で、

幼くみられる私にとって憧れの存在。

私と思想が同じと言うか合うというか・・・とにかく一緒にいると楽しい。

学校は違ってもずっと友達でいられる。


私と莉依は男なんて興味ないですー

彼氏?なにそれいらないよってタイプだからこんな話をするのは珍しい。

二人とも今まで彼氏がいたことなんてない。


「理想ねぇ〜挙げれるだけ言うと〜・・・
年上でイケメンで背が高くて細くて車持ってて、一途な人・・・かなあ?」
とりあえず思いつくこと全部言ってみた。

「アンタ、理想高いなあ・・・。」

「こんな人いたらいいのになあ〜と思って。」

「なかなかいないよねぇ〜」