飛行機がミュージック界に着いた。

飛行機から降りる。
子供逹はすぐにグループに振り分けられる。
私は5298グループだった。

5298の部室に入る。

「あ。おい。あれルンじゃねえか?」
「うわ!ルンだぞ!ひっさしぶりだな〜」
私の視線の先にはどこかで見た幼馴染み…
「あ。リュウくんとソラくん!?」
「よっ。久しぶりだなぁ」
「お前もボーカロイドなりたいのか?」
「あ。うん。二人がボーカロイドになりたいなんて超意外。」
「だろ。」
「あ。ルンちゃん!?!?!?!?!?」
「え。ミアちゃん!?」
「ぐうぜーん!」
「ミアちゃん歌えるの?」
「実はそうなの…」
「俺リュウ。よろ。」
「俺はソラ。よろしくな。」
「あ。ルンちゃんと同じクラスだったミアと言います!よろしくです!」
「あ。また誰かきた。」

美少年が部室に入ってきた。
「初めまして。ルイです。皆さんと一緒に頑張っていきます。よろしくね」
「ソラです。よろしく」
「あ。ミアです!」
「ルンと言います。よろしくね。」
「リュウだ。よろしく〜」
あとまだ何人かいるみたいですね。」

次にすごいゴスロリに身をまとったお嬢様が入ってきた。
「あら。私が入ってきたのに座ってるなんてなんて失敬な。」
「え?」
「は?」
「へ?」
「ん?」
「?!?」
「ワタクシランランと言いますわ。ランランお嬢様とお呼び!」
みんなが唖然としている。
「( ; ゜Д゜)」
ランランは全員の顔を見回して、「ふんっ」という顔でソファーに座った。

また誰か入ってくる。
「あ。ユウ?」
「あ。君は幼稚園の時の…」
「ルン。」
「そそ。しかもリュウくんとソラくんもいるね。」
「久しぶり。」
「覚えてるか」
「今名前を言っただろ。」
「ああそっか。」
「あと1人ですね。」
「んも〜。レディーを待たせるなんて…」
「…」

「あ。きたきた。」

その少年と目が合う。
「あ…ぁ…」
「…」

一瞬、時間が止まった気がした。
目の前の景色がぐるぐる回りレーザーのような複数の光が過る。
記憶に包まれて景色が白黒に変わる。
やがて景色に色が着き、光も消え、元の世界に引き戻される感覚を覚えた。
景色が元に戻る。

「ショウ……」