「・・・・そんなの信じられるかよ。」


空輝は、私の瞳から逃げるようによっぽを向いた。


傷つかないといったら、嘘になるけど空輝はもっと苦しそうな顔をしていた。



「じゃー、何で気を許したフリをしていたの?」


私は、ずっと疑問に思ってたことを質問した。



「だって、そうしねーと翔たちに悪いじゃねーかよ。」


「何で?別に人に好き嫌いはあるから別にいいんじゃない?」









「翔たちに嫌われて捨てられたら、俺はまた1人になるんだよ!!!!!」







空輝は、地面に向かって叫んだ。



「空「呼ぶな!!女なんか大嫌いなんだよ!!俺は、ものじゃない!!」



空輝は、私の言葉を遮って、耳を塞ぎながら叫んだ。




ねぇ、空輝。


1人になるってどういうこと?


ものってどういうこと?