別にどこでもよかったんだけど屋上に来てみたかったから来てみた。
私と空輝はフェンスに背中を当てたまま座った。
「で、何話って?」
空輝は笑いながら私に聞いてきた。
やっぱ・・・・私の考えは間違ってなんかいなかった。
「単刀直入に言うと・・・・・私のこと嫌いでしょ。」
私が言った瞬間、空輝から笑顔がなくなった。
・・・・・嘘の笑顔が。
「・・・・いつから気づいてた?」
いつもの空輝とは思えないほどの低い声だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…