普通の女子高生ならここは怯えたりするだろう。
でも、柚は全くそんな気配を見せない。
「・・・う。」
やっぱり、柚って・・・・・
「翔!!!!」
「うわっ!!うるせーな。」
「はぁ!!うるさいってアンタね・・・。何、トイレまでついてきてんのよ!!」
考え事しながら柚についてきてたらトイレまできてしまったみたいだ。
「うるせーな。別に減るもんじゃないんだからいいじゃねーか。」
「この変態//////!!」
変態って・・・・てか、顔赤くしながら言っても怖くねーし。
「てか、この頃なんなの!!いつもいつもついてきて・・・。まるで、私を護衛してるみたいじゃない!!」
「護衛してるんだよ。」
「は?・・・・・何で?」
コイツは、女どもの怖さをまだ知らない。
レディースといっても卑怯なことをしてくるヤツのほうが多い。
「何でもだ。てか柚。女どもには気おつけろよ。」
「女ども?・・・・よくわかんないけどわかった。」
まぁ、意味はわからなくていい。
「てかさ・・・・。一個言ってもいい?」
「何だ?」