「ただいま~。」
「あ、柚ちゃん。親に怒られなかった?」
「全然大丈夫だった。てか、ここの姫になることも言っちゃった♪」
私が、残りの紅茶を飲んで言うと・・・・・
みんなの目が点になった。
「は、柚瑠。お前の親は姫の意味わかってるのか?」
「うん。わかってるよ。」
「柚ポンの親って何気にすごい人だね・・・・。」
「そう?でも、自分がしたいころをしなさいって前から言われてたからな。まぁ、無法地帯ってやつ(笑)」
「・・・・・柚。」
「何、翔?」
何、怖い顔してんのよ。シワ戻んなくなっちゃうわよ。
「お前自身はいいの?これから怖い思いするかもしれないんだぞ?」
「わかってるよ。でも、ここにいたいんだもん。」
「・・・・・そうか。必ず、光龍がお前を守るから。」
「ありがとう、翔。・・・・でも、私は守られるだけは嫌だから私もいざという時は、みんなを守るから。」
私がそう言うと、みんなが笑ってくれた。
私は、また1つ自分の居場所を見つけられたんだ。