『はぁ?何それ?』

「ホントに知らないの~?ひかるちゃ~ん」

うなだれている匡はほっといて・・・聖也に近づいた。

『何だか知らないけど私には関係ないから』

その言葉を言って、保健室をダッシュで後にした。

匡のデカい声はかなり聞こえるけど・・・。

もう関わりたくない・・・。

教室に戻ると今は休憩中らしく、皆くつろいでいた。

「あ~!ひかるちゃ~ん、大丈夫なの?」

『あっ・・・麻美ちゃん・・・はい。大丈夫です』

なぜか敬語で。

「そっか~・・・良かった~」

『ありがとうございます』

一応お礼を・・・。

「ささっ午後始まるから、着替えて遊んできて!」

『ありがとうございます』

「ひかる~行くよ~!」

『うん!』

愛瑞が私の腕を掴みトイレに行った。

「ホントに大丈夫?」

『あぁ・・・』

今はトイレに誰もいないから、この本性を出してもいい。

でも、一応小声で。

「はい。脱いでこれ着て」

渡されたのは制服。

ここの学園の制服のスカートって、丈が妙に短いんだよな・・・・・。

「ってゆ~かさぁ・・・ひかると出てった男の人2人誰?」

『ん?それは~客だけど』

「じゃなくって~!何でひかると出てったの?」

あ~あ。

『そっちね・・・。う~んと・・・絆創膏が欲しいって言われて』

「・・・そっか。なら良かった~」

何が良いんだよ!

そしてそうこうするうちに着替え終わって・・・

「よしっOK!午後楽しみだね~!!」

『あ?あぁ・・・そ~だな!』

ここは明るく!