あー…
カッコイイ…

「ドンッ!」

私は見事にボールが
顔面に当たった。

「…ん」

「おいっ大丈夫か?」

「………ん…ん!?え?!なんで保健室!?」

「昼休み顔面にボールが当たって倒れたから運んだ」
「…誰が!?」

「ん」
と言いながら自分に
指を指した
どうやら
安藤晃が運んだらしい…
「エェエェエェエェエェエェエェエェ!?」

「プッ」

「安藤さん~!やめてよ!てか当てた人が運べばいいじゃんよー…」

「当てた人カズ!カズが俺無理だからとか言って俺になった」

「カズ…………」

「カズに運んでほしかったの?」
意地悪そうに聞いてきた