「おお、恵介やないか。久しぶりやな!!」
「よ、裕之。」
俺は、久しぶりに裕之の家に来てみた。
こいつは俺が急に来ても歓迎してくれる。
「ん、お前一人か。」
「せやで?モモはおらんから安心しいな。」
裕之は俺がモモちゃんが苦手なことを分かってるらしい。
「その、モモちゃんやねんけどな?」
「ん?」
「彼氏おるん知ってるか?」
この間、街で二人に会ったときのことを話す。
あれはまじで衝撃やったんや。
「あ〜裕哉な?知っとるで、もちろん。」
ゆうや…ってあの男が名前か。
そういやモモちゃんも言うてたしな。
「あいつ超おもろいねん。」
あれ、意外と仲良しなんか?
「ドMやしな。あいつ。」
「は?」
あの、見た目でか?