名前はケイト。片思いじゃなく、両思いなの!交際3ヶ月。

廉汰君より、金持ちじゃないし、

ルックスも全然だけど、そんなカレが好き。

だから今、恋愛するのは、ケイトだけ!

だいだーい好きなんだぁ。

そう、まさに今こそ、幸せなのです!

まぁ・・・周りには、公開してないけど。

「苺~?サービスエリアだよぉ?降りないの?」

「え?あ、おりる!」

「あれ・・・廉汰くん・・ねてる?」

「あ、ほんとだ。」

か・・・かわいい。いつも、大人っぽいけど、

こんな、あどけない顔もするんだなぁ・・。

ぐぅ~~。

腹の虫がなる。

「あぁ~もう、お腹すいたよぉ~!いこ!おにぎりとかあると
 いいなぁ」

「ね。リカはお菓子かな」

私は、廉汰君をまたいで、バスからおりた。

「ふぃ~!外の空気はいいねぇ!」

サービスエリアのベンチに1人腰かけていた。

「ふわぁ・・・。」

あ。この声きいたことある。

「となり、いい?」

廉汰君だ・・。

「OK~いいよぉ!」

起きてたのか?いや・・起こしちゃったのかも。

わるかったなぁ・・。

「「・・・」」
2人は無言になった。