[海side]
この気持ちに気付いたのは
6月のことだった。
************************
「海!!晃先輩と別れたんだって?」
朝学校に行くと、親友の唯衣が勢いよく聞いてきた。
「うん。でも、未練はないよ?あいつへたれだったしなぁ…」
「そうなんだ?じゃぁ大丈夫だねッ!!広めて来ようか?」
「あ、助かる!!んじゃ、よろ☆」
自分で別れたこと言うのって疲れる。
さすが親友、あたしのことよくわかってるなぁと感心してしまった。
でも、そんな親友にちょっとだけ嘘をついた。
ほんとは、晃先輩のこと少し引きずってる。
いや、かなり。
この気持ちに気付いたのは
6月のことだった。
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「海!!晃先輩と別れたんだって?」
朝学校に行くと、親友の唯衣が勢いよく聞いてきた。
「うん。でも、未練はないよ?あいつへたれだったしなぁ…」
「そうなんだ?じゃぁ大丈夫だねッ!!広めて来ようか?」
「あ、助かる!!んじゃ、よろ☆」
自分で別れたこと言うのって疲れる。
さすが親友、あたしのことよくわかってるなぁと感心してしまった。
でも、そんな親友にちょっとだけ嘘をついた。
ほんとは、晃先輩のこと少し引きずってる。
いや、かなり。