◇◇◇
「ハァハァハァ」
私が今向かっているのは高校の入学式
そこらでも案外有名な高校なんだ
最近だけど新聞に載せられたり、
有名人だって通っているんだよ!
で、その高校の名前が
【緑谷霧側高校】
少し名前が長いけどね・・・
で、私の名前が
金居 純
純って言ってくれたら嬉しいなぁ
と言うことは君が私の高校時代の初めての
友達だね♪
よろしく!

タッタッタ
「ふぅ なんとかセーフ」
「純~~」
私の事呼ぶ高い声
「だーれだ!」
私の目を後ろから冷たい手が重なる
「もしかして・・・結衣ちゃん!?」
「ブブー」
結衣ちゃんじゃないだったら・・・
「南ちゃん?!」
「ブブー」
「ウソー」
「なんちゃって
私だよ!」
私の顔をのぞきこむ
「やっぱり 南ちゃんじゃん も~」
「ごめんごめん てゆうか結衣ちゃんなんていないよ」
「今のはウソだよ」
「も~」
この子は
黒田 南ちゃん
私とは小学5年生から仲が、いいんだ
南ちゃんはスタイルが良くて、頭もいいんだ
モデルの事務所に誘われたり、ナンパされたり
めちゃくちゃかわいいんだ
ら私もそんな顔になりたいなぁ(笑)
「クラスはなんだけど・・・うちD組なんだけど・・・」
「ウソっ!うちもD組!!」
私と南ちゃんは目を合わせて
「やったー!!」
また同じクラスになれるなんて・・・


キャーーーーー

なんだか、あっちの女子が騒がしい
「南ちゃん何かあっちの女子が騒がしいね」
「有名人かなんかじゃない?行ってみる?」
「行こ!」
近くに行ってみると南ちゃんが
「えっマジ!」
南ちゃんはいきなりポケットに入って
いた携帯を取りだして写真を撮っていた
私は運悪く、背低いため背伸びしても見えなかった
その軍団はいつの間にか居なくなっていた
後で南ちゃんに聞こうとしたけど、忘れていた
◇◇
1-D
◇◇
「えー・・・
今日からお前らの担当をする事になった
燃野 斎だ 夜露死苦!」