そう言った時の

林道の

勝ち誇ったような笑み。

「ただ…」

「??」

「最後にあいつらに…

手紙だけ書かせてくれねぇか」

「……わかった」

「あと」

「なんだ」

「そいつらを……。

保健室まで運んでやってくれ」

「は??」

「そうしたら‼‼

仲間になるから‼‼」

「分かったよ。

おい‼運べ‼‼」

その言葉で

仲間が次々と保健室へ

連れて行かれる。

その姿を見ながらあたしは

仲間への手紙を

保健の先生へと手渡し

あたしはこの学校を去った。