「…ふざけんなよ」
「あ??」
「何が親だ‼‼クソが‼‼
てめぇらの事親だなんてっ…。
思ったことないんだよ‼」
思いたかった時だって
結局あたしは
邪魔で、不要物で。
あたしを見捨てたのは
こいつらなんだ。
「しかもお前…。
なんでそんなヤンキーに…」
「は??ぅゼぇんだけど。
ヤンキーっつーな‼‼ちっぽけなもんじゃねぇ‼‼
あたしはグループの総長だよ‼」
こう言った時
あたしの頬を
父親にはたかれた。
「何すんだよ‼」
「お前は何を言ってるんだ‼‼
総長だと…???
馬鹿なこと言ってんじゃない‼」