あたし達は族の仲間って
だけじゃない。
いわゆる…。
セックスフレンド。
セフレだ。
「久しぶりだな~♪」
「最近…触らせてくれなかったもんね??」
2人とも
彼女というのがいるくせに
あたしとのこの…
『もう1つの関係』
を辞めようとはしない。
「お風呂入ってくる」
そう言ってあたしは
元々帰る気のなかったため
用意してきた下着を持って
バスルームへと向かった。
「はぁ~……」
あいつらとの関係を持って
もう6年…。
あたしに彼氏が出来たら…
どうなるんだろうか。
「アホらし…」
こんなの考えるのは
あたしらしくない。
早くあがろ…。