次の日の朝。
微妙に眠りについていたあたしの耳に
ものすごい音のバイク音が
聞こえた。
「ユウ‼‼櫂兎‼」
そう呼びかけた瞬間
「暴螺来たか!?」
「やっとかよ…」
そう言う2人のつぶやきが
聞こえた。
「とりあえずあたしが行く。
お前らは後で来い。」
「璃麻!?」
「そんな簡単には
やられねぇよ‼」
そう言ってあたしは
部屋を飛び出した。
短時間でやれる相手なら
こんなに急ぐ必要はないのに
今回は
気持ちが焦るばかり。
落ち着くことなんて
簡単にはできない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…