「でもあたしな・・??

この不良って世界入ったの

間違いだって思いたくないんだ。

正しいって思いたい。

この世界に入って

仲間がいる事の大切さに

やっと気づけた。」

「……」

親父に…

届いてほしい。

「だから…

親父に反対されても

この世界だけはやめたくないんだ。

あの仲間が

今一番大切なんだよ」

あの仲間に会わなきゃ

今のあたしはなかった。

今のあたしがいたとしても

仲間なんて

信じてなかったと思うんだ。

だからあたし。

この不良の世界が

本当に荒れた世界だなんて

思いたくないんだ。