そう言ってあたしは

無理やり親父を

外へと出した。

そして目に入ったもの…

それは

「姉貴…」

姉貴とあたしが

1番荒れてた時に撮った

1枚の写真。

「ごめんな…??」

素直になれなくて。

家族を守れなくて…。

でも今は…

家族を手放す…

それしかできなかったんだ。

あたし…

姉貴との約束

果たせそうにねぇな…。