「そうか……」

そんなに

あたしの存在を認められないなら…

「あたしは…

榛原何て言う名前…

いらねぇよ‼‼」

あたしからこんなもん

捨ててやる。

「何言って…」

「いらねぇ‼‼

こんな、形だけの名前何て

欲しくねぇんだよ‼」

あたしはっ…

この世に生まれてきた意味なんて

本当はないんだ。

親からの愛なんて

一生もらえない。

「おい‼」

「もう…

あたしとあんたらは無関係。

赤の他人だよ」

「それでも…

仕送りは続けるからな??

他人にはさせない」