「ご飯食べないの?」




食べなきゃシチューは冷めてしまうけれど
愛おしいと思ったら
どうにも止まらないらしい。



彼女を抱き上げてベットに向かう。



そっと彼女をおろし、
その上に馬乗りになって
「いい?」なんて聞く僕は最低だろう。



それでも彼女は僕を受け入れる。



愛おしいと思う感情は止まらない。
どんどん溢れてどうしようもなくなる。



彼女を壊してしまいそうな自分がいることに戸惑ったけれど
「もう自分は壊れてる」と彼女は僕を慰めてくれた。
そんな彼女を僕は



      「愛してる」