しかも、英語の発音が完璧。



蘭恋は読むのは得意だけど



英語が書けないのだ。



綴りがわかんないんだって。



さ「明奈!しっかりしろ!
お前は女だろっ!」



昼飯のクロワッサンを



食っていたはずの



さあらが口を挟んできた。



明「アンタら今日は何なが?
いつにもまして厳しいで…」



さ「明奈がいつまで経っても
ダラしないまんまやきよえ!
ねぇ、蘭恋ちゃん?」



蘭恋が大きく頷く。



大き過ぎて気持ち悪いくらいだ。



明「わかったき。もう頷くなっ」



そう言うと



頷くのをピタリと止めた。



蘭「いい加減さっ
dietしなアカンって…」



明「したしっ」



さ「けど、結局は失敗」