「いあやぁぁぁあ!!!」 「どしたの?!」 やばっ。 「ごめん。何でもない」 「何でもないわけないじゃん! どうかしたの??」 私はひたすらうつむいた。 「私でよければ、話聞くよ?」 これ以上、深く入り込まないでほしい。 「ほんとに何でもないの。ごめん…」 「まぁ、話せるようになったらいつでもいってね」 「うん。ありがとう」 話すわけがない。