「好き。有希夜が好き。
 だから心配だし、毎日迎えに来てんの。
 忘れ物とか寝癖とか、可愛すぎるし、
 昨日の怒った顔も声も・・・
 全部好きです」

先生の腕の中で聞くその言葉たちは

あまりにも儚く、力強い。


「・・・これからはお父さんじゃなく彼氏ってことにしてください///」

「・・・はぃ///」


くすぐったい。




「先生、本当に?」

「嘘だったらあんな恥ずかしいこと言わねえよ///」


先生は赤い顔を隠すようにそっぽを向いた。