出来上がったご飯を猫を気にしながら食卓へ運ぶ。 一応猫の食べれそうなものも用意してみた。 それをリビングの隅に置いて食卓に座った。 食べている猫を眺めながら私もご飯を口にする。 そういえば、名前まだ着けてなかったな… 「クロ」 黒猫だからクロという思いつきで名前をつけてみた。 「にゃー」 クロという名前が気に入ったのか気に入っていないのかは分からないが、猫は返事をした。