飯がまずくなるといけないから、全部平らげてから結衣に文句を言う事にした。今夜の中華も、冷めてはいたが旨かった。当たり前だが。
食べ終わり、満腹になったせいか幸せそうな顔をした結衣を俺は睨み付け、とくとくと説教をたれてやった。
意外にも、結衣は素直だった。泣いたりわめいたりすると思ったのだが、ちょっと拍子抜けした。
そして俺が思った通り、結衣はクレジットカードを持っていた。それを寄こせと言うと、これまた素直に持って来た。俺は見た事すらない、ブラックカードを。
それを結衣から取り上げ、明日からは一日千円……ではきついか。二千円渡すから、それで晩飯を用意しろと俺は言った。他に買う物があれば、言えば別途出すからとも。
結衣は一生懸命頷いて俺の話を聞いていた。やけに素直だが、本当に分かっているんだろうか……
食べ終わり、満腹になったせいか幸せそうな顔をした結衣を俺は睨み付け、とくとくと説教をたれてやった。
意外にも、結衣は素直だった。泣いたりわめいたりすると思ったのだが、ちょっと拍子抜けした。
そして俺が思った通り、結衣はクレジットカードを持っていた。それを寄こせと言うと、これまた素直に持って来た。俺は見た事すらない、ブラックカードを。
それを結衣から取り上げ、明日からは一日千円……ではきついか。二千円渡すから、それで晩飯を用意しろと俺は言った。他に買う物があれば、言えば別途出すからとも。
結衣は一生懸命頷いて俺の話を聞いていた。やけに素直だが、本当に分かっているんだろうか……