瞬side

立芳「…雪名柚希、13歳。西郷南中に通う一年生。誕生日は12月12日。」

柚希「へっ!?」

立芳「暁と家出が一番の思い出。昔、親に虐待されていた。」

郁奈「立芳…やめな。」

立芳は人の情報を話し出すと止められない限り話し続ける。

それを止められんのはSkyと立芳の姉貴だけ…だった。

立芳「あ…、わりぃ…。」

暁「あんまいい思い出じゃねぇからな…。」

柚希「おに…ちゃ…」

ほーら、泣かせちゃった。

瞬「柚ちゃん、大丈夫だよ。」

篤志「立芳、謝っとけ。」

立芳「柚希ちゃん、ごめんな…。」

柚希「いえ…。」

優樹「Skyさ…。…柚?」

柚希「優くん…?」

燐「優樹と知り合い?」

柚希「はい。小学生の時、一緒でした。」

立芳「本多優樹、15歳。小学生の時、柚希の上級生であり暁の下級生。」

瞬「あぁー。立芳、ストップっ!」

全く困った人だなぁ…、

まぁ、それが役に立つときもあるんだけどねー。