初対面なのにあなたは私と会ったことがあるのではないかという位に沢山話しかけてくれたのを覚えています





お友達さんとは対照的に、ピアスも何もなくて、髪は黒で少し触ってるくらいでしたよね。






シンプルな服装でしたけれど、頑張ってオシャレしているお友達さんよりも格好良かったです







吸い込まれそうなくらいの大きな目が印象的でした。






話し方も落ち着いていて、笑う時には手は叩かず、はにかんだ様に笑っていましたよね










それまで私は「一目惚れ」というものを経験したことがなかったのですが、その日、「こういう事なんだ」と実感しました。














年齢の話になった時、私は「21歳です」 そう答えました。








若いねぇと大きな目をさらに大きくしたあなたを覚えています。









てっきり20代後半かと思っていた私はあなたの言葉を聞いてびっくりしました












「俺なんて、もう37だよ」