「櫂斗-..帰ろ-ってば-あああ」

「ん-??ああ..帰るか.」

「うんっ.」

「あっれ.俺のけーたい..」

「ん.おばちゃんが牛乳買ってきてだって-」

「何勝手にメール見てんだよ..」



ぶにゅ!!


「ぎょっ!!」


櫂斗の携帯を見ながら歩いていると.後ろから櫂斗があたしのほっぺをぐりゅぐりゅし始めた。


「ぼめっ..ぼめんにゃしゃい-!!!!!」

「やだ」

「い-じゃんか.べっつに-.」



なんて廊下でじゃれあってると.








「..あの-...」