あたしの隣にいる櫂斗は、自慢の幼なじみ。


頭いいし、スポーツも出来ないわけじゃないし、
性格は優しくてお兄ちゃんみたいな存在。

いつもはいじわるでドSだけどさ、


でもあたしが一番落ち着く場所であり存在である。



「行くぞ」

「待って-.」

「やだ」

「ねっ、今日櫂斗んち行くってあばさんに言っといて♪」

「またくんのかよ、」

「うんっ、今日こそ櫂斗にあのゲーム勝つから!!」


櫂斗はあたしの遊び相手だ。

もう、うんと小さい頃からの。