「あたし..遠慮しとこうかな..」

「ええ-っ.乗ろうよっ!!」



なんと言う無茶ぶり!!!








「錦織と2人っきりになれるチャンスだよ!!」


耳元で帆南が呟いた.






どくんっ..







もう体調なんてわからないくらい
顔が火照る感じがした.


高所恐怖症なんて
完全に忘れるくらい
櫂斗と一緒にいたかったことに今気づいた.