「ただいま・・・・・」

一人一人の目を見てしっかりと言った。

「おかえりっ!総長」

碧・・・

「やっと、帰ってきたな。総長」

鈴・・・

「だから大丈夫だと言ったでしょう?あげは」

由樹・・・・

「うんっ・・・・!」


本当に良かった・・・・。皆、ほとんど変わりなかった・・・・。

面子も誰一人欠けてなかった。蝶龍は年齢制限がない。

だから高校を卒業しても残ることが出来る。就職してもちょくちょく遊びに来てた奴もいたなぁ・・・・。

ちょっと思い出に浸っていたら

「あーげはっ♪そろそろ他の傘下も付くみたいだよ」

もう泣き止んだ舞の声で現実に戻された。

「ん。分かった。今日は連合全部での総会をして、2年ぶりの大暴走、しようか。

世界No.1の蝶龍の復活を祝って」


「うんっ!じゃあ色々と準備してくるね。碧っ!葵っ!行くよ!!」

強引に「ええー」と言う双子を引きずりながら部屋から出て行った。