皆家に帰した後、私達も倉庫を後にした。
葵と碧は倉庫に住んでるから帰っていないけど。
私はもうあのマンションには帰らない。これからは由樹の家に住むことになる。
そして今は由樹の家にいる。もちろん、龍聖も一緒に。
彰達にはもう情報が云ってるみたい。さっきからなんども龍聖のケータイに電話が引っ切り無しに掛かってきている。
「くそっ!あー、ケータイぶっ壊してぇ」
「龍聖、そんなことしてもいいよ」
「由樹・・・・・いいの」
私はニコニコと笑う由樹に呆れながらそう言った。
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