それから皆と倉庫の中へ入っていった。そして、安心した。 あの頃と何一つ変わっていなかった。私が逃げた2年前から・・・・・。 でも一つだけ違うのは、蝶龍に柚が居ない、ということだけ。 いつか戻ってくると信じて。 皆が私が戻ってくると信じてくれていたように。私も絶対に柚は戻ってくるって信じてる。 そんな思いを抱いて2階にある幹部室へ由樹と向かった。