「別に構わないわよ?
ねぇ、そうでしょう、龍聖・・・・・?」
「なぜ彼の名前を・・・・・」
「ふふっ。ねぇ、本当に気付かないの?私の横に居るこの人の顔に」
私がそういうと紅蓮の奴等はハッとしたように呟いた。
「祇、桜・・・・・・・・由樹・・・・・」
「なんで、なんでお前が・・・・蝶龍なんでだよ!!」
「ふふっ、正解。俺は変装なんて真似してないよ?本来の姿、 蝶龍18代目副総長 金の騎士のままの姿だったよ?
勝手に仲間だとか思わないでよ」
最初は普通のトーンだったのに最後は凍るような低いトーンだった。